11月8日(日)の「ザ!鉄腕!DASH!!」は、タコの名産地・三浦半島で、タコの知恵比べをする回です。三浦半島のタコといえば、横須賀市の佐島(さじま)でとれる「佐島の地ダコ」。テレビを見て「食べてみたい。どこで買えるの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
先に答えを書くと、佐島のタコは、佐島漁港の目の前の「丸吉商店」や、しらすの直売所「平敏丸」で買えます。旬は5〜8月ですが、1年を通してとれるタコです。
この記事では、海や魚にくわしいカエルが、佐島の直売所と、佐島のタコが食べられるお店、旬、おいしいタコの選び方・ゆで方をまとめました。お店の情報は、横須賀市や横須賀商工会議所、お店の公式サイトで確かめたものです(11月6日に確認。横須賀市の一覧は2025年9月22日更新の情報です)。
佐島のタコはどこで買える?佐島の直売所2軒
佐島のタコを扱っていると公式に書いているのは、佐島漁港の前の「丸吉商店」と、しらすの直売所「平敏丸」の2軒です。どちらも横須賀市の「海の幸を買える場所」の一覧にのっています。
| お店 | 場所 | 営業時間・休み | タコについて |
|---|---|---|---|
| 丸吉商店 | 横須賀市佐島2-14-7(佐島漁港の目の前) | 朝〜16時ごろ、火曜定休(祝日は営業)。天候や季節で変わることがある | 特産品に「タコ(佐島タコ)」を挙げている。朝どれの魚介が常時20〜40種類 |
| 平敏丸(ひらとしまる) | 横須賀市佐島2-4-1 | 9時30分〜16時、不定休 | しらすの直売所。公式サイトで「佐島の地タコ」も取りそろえていると紹介 |
丸吉商店は、店のすぐ前の佐島漁港で水揚げされた魚を売るお店で、魚の下処理や三枚おろしは無料でしてくれるそうです。駐車場もあります。臨時休業などのお知らせは、お店のInstagramで出しています。
平敏丸は、佐島沖で水揚げしたしらすを、その日のうちに釜揚げにしているお店です。しらすのほか、ひじきやわかめなどの海藻、地魚、佐島の地ダコなどを扱っています。
タコの値段や、その日にタコがあるかどうかは、公式のページには書かれていません。遠くから行くときは、出かける前にお店に確かめておくと安心です(丸吉商店は臨時休業をInstagramで知らせています)。
佐島のまわりで地魚が買えるところ
横須賀市の一覧には、佐島や長井の直売所がほかにものっています。タコを扱っているかは書かれていませんが、三浦半島の魚を買いに行くときの候補になります。
- 大翔水産(佐島2-13-9):9時〜15時30分(土日祝は16時30分まで)、火曜定休(祝日は営業)
- 山茂丸(佐島1-25-15):しらす・干物・海藻。9時30分〜16時30分、不定休
- 長井水産直売センター(長井5-24-7):8時30分〜16時30分、火曜定休(祝日は営業)
- JAよこすか葉山直売所 すかなごっそ/さかな館(長井1-15-15):水曜定休(祝日は営業)
横須賀の中心部なら、よこすかポートマーケット(新港町)でも水産物を売っています。毎月の朝市が開かれる場所でもあり、横須賀朝市の記事に日程や駐車場をまとめています。
佐島のタコが食べられるお店は?名物の「たこ飯」
佐島のタコを食べたいなら、佐島漁港の仲買のお店「佐島漁港仲買 漁師小屋 太田和店」のたこ飯があります。お店は佐島ではなく、横須賀市太田和(武山駐屯地の北門の前)にあります。佐島・長井沖で水揚げされた地タコを使った名物の「たこ飯」を、ランチの「たこ飯セット」で食べられます(横須賀商工会議所の「ヨコスカイチバン」にお店がのせている情報)。
| 場所 | 横須賀市太田和1-6-10(陸上自衛隊 武山駐屯地の北門の前) |
|---|---|
| 営業時間 | 11時〜14時/17時〜21時 |
| 休み | 火曜日 |
| 駐車場 | あり(4台) |
| 行き方 | 京急三崎口駅、または京急逗子・葉山駅からバスで「太田和」下車、歩いて2分 |
たこ飯セットには、朝どれの地魚の刺身や小鉢、みそ汁もつきます。たこなどの海鮮おこわ(たこ・しらす・鮪・さざえ・鯛の5種類)は、お店や「おもてなしギフトショップ」でも買えるそうです。
佐島のタコの旬はいつ?11月でも買える?
JF全漁連のプライドフィッシュによると、佐島の地ダコの旬は5〜8月。ただし1年を通してとれるタコです。水揚げのピークも5〜8月です。
佐島の漁師さんのあいだには、7月はじめの半夏生(はんげしょう)に、大漁と豊作を願って、「八本足が大地に根付く」地ダコを食べる習わしがあるそうです。
一方で、神奈川県漁連のページでは、マダコの旬は「海域によって異なり、関東は冬、関西は夏と言われている」と書かれています。江戸前(東京湾)のマダコは、晩夏から秋にかけて育つ「渡りダコ」が多く、年末が食べごろだそうです。
漁連の「関東は冬」は、マダコ全体や江戸前の渡りダコの話です。佐島の地ダコは、プライドフィッシュでは5〜8月が旬とされています。つまり、佐島の地ダコがいちばんとれるのは夏ですが、11月でも漁はあります。ただ、その日に水揚げがあるかは海しだいなので、お店に確かめてから出かけるのがおすすめです。
佐島の地ダコがおいしいのはなぜ?
三浦半島の相模湾に面した佐島は、タコがすみやすい岩場(磯根)が多く、黒潮の栄養たっぷりの流れがぶつかる場所なので、タコのエサになるアワビやサザエなどの貝、イセエビなどのエビ・カニの仲間がたくさんいます。エサにめぐまれた海で育った佐島の地ダコは、丸く太った身で、歯ごたえがありつつもやわらかいのが特徴です。
とり方にも工夫があります。佐島のタコは、横須賀市大楠漁協の前の海で、タコ壺やカゴ網、潜水漁で、体を傷つけないようにとります。タコは共食いをするので、水揚げしたらすぐ1匹ずつ網の袋に入れ、生きたまま出荷します。
神奈川県漁連のページでは、佐島の地ダコは「西の明石、東の佐島」と呼ばれ、しっかりした歯ごたえと、かむほどに感じる甘みがあると紹介されています。「かながわの名産100選」に選ばれていて、プライドフィッシュによると「かながわブランド」にも登録されています。
おいしいタコの選び方とゆで方
生のタコを買うときは、神奈川県漁連の「目利き」のポイントが参考になります。
- 表面の皮がしっかりついている
- 吸盤が吸いつく(新しいタコの吸盤は濃い赤茶色)
- はりや弾力がある
- ぬめりがあるもの、足のあいだの皮がはげているものは避ける
ゆでるときは、火を通しすぎるとかたくなりやすいので、ゆっくり熱を通すのがコツだそうです。ミョウバンや塩、お茶を入れてゆでることもあり、ほうじ茶で下ゆですると、皮がむけずにやわらかく煮られるとのこと。佐島の地ダコは、ゆでると鮮やかな小豆色になります。
刺身やしゃぶしゃぶ、唐揚げ、天ぷら、酢の物、たこ飯など、いろいろな料理に使えます。
鉄腕DASHのタコの回はいつ?撮影場所は?
番組表によると、「ザ!鉄腕!DASH!!」のタコの回は11月8日(日)19時〜19時58分、日本テレビで放送です。DASH海岸にタコを呼ぶために、名産地・三浦半島で「海の賢者」タコがどれほど賢いのか、4種類の装置で知恵比べをするそうです。
番組表には「三浦半島」とだけあり、佐島で撮ったかどうかは書かれていません。この記事では、三浦半島の代表的なタコの産地として佐島を紹介しています。
タコが「海の賢者」と呼ばれるのは、学習する力が高いからです。神奈川県漁連のページによると、タコは8本の足をそれぞれ別に動かせて、瓶のふたを開けることもあります。ほかにも、心臓が3つある、血が青い、体の色を変えてまわりにとけこむなど、ふしぎな体のしくみを持っています。番組を見ながら、家族と話すネタにもなりそうです。
佐島への行き方と、出かける前の注意
丸吉商店の案内では、電車ならJR逗子駅から「佐島マリーナ行き」のバスで「佐島漁港前」で降りて、歩いて1分です。車なら、丸吉商店には駐車場があります。
丸吉商店と漁師小屋は、どちらも火曜日が休み(丸吉商店は祝日なら営業)です。平敏丸は不定休なので、出かける前にお店に営業を確かめましょう。
まとめ
- 佐島のタコは、佐島漁港の前の「丸吉商店」や、しらすの直売所「平敏丸」で買える
- 食べるなら、太田和の「佐島漁港仲買 漁師小屋」のたこ飯セット(ランチ)
- 佐島の地ダコの旬は5〜8月。1年を通してとれるが、その日の水揚げはお店に確かめる
- 鉄腕DASHのタコの回は11月8日(日)19時から。撮影は三浦半島(番組表に佐島の名前はなし)
三浦半島の旬の魚が気になったら、11月の旬の魚の記事や、魚の展示やマグロの解体がある横浜市場まつりの記事もどうぞ。
参考


