今、もっとも注目されているシンガーソングライターの上野大樹さん。
この春、待望のメジャーデビューをし、新たなスタートラインに立つ上野大樹さんですが、
新曲『ざわめき』が4月から放送のドラマ『婚活食堂』の主題歌に決定するなど、
今後の益々の活躍が期待されています。
人気急上昇中の上野大樹さんですから、ご存知の方も多いと思いますが、
わたしのように最近、初めて知ったという方もいるのではないでしょうか?
今回は、上野大樹さんの代表曲ともいえる『ラブソング』について深掘りしてみたいと思います♪
上野大樹さんの代表曲『ラブソング』
上野大樹さんは、1996年9月21日生まれ、山口件宇部市出身です。
高校生の時にお兄さんのギターを借りたのをキッカケに音楽を始め、
最初は、当時流行っていた「いきものがかり」や「コブクロ」の曲を
カバーして弾き語り配信をしつつ、オリジナル曲も作っていたそうです。
高校3年生の時にヤマハ主催の音楽コンテスト「Music Revolution」で
グランプリを獲得、高校卒業と同時に上京して音楽活動を始めます。
そして、上野大樹さんを一躍有名にしたのが、2020年に作った『ラブソング』
自宅でレコーディングした『ラブソング』をYouTubeで公開したところ、
メジャーデビュー前にも関わらず300万回再生を突破。
TikTokでは、『ラブソング』をつかった動画がバズり、Z世代を中心に圧倒的な人気となり、
約1年後の2021年2月14日に『ラブソング』はデジタルリリースされました。
短い曲ですが、「ラブソング ラブソング」と繰り返す歌詞とメロディーが印象に残ります。
上野大樹さんが『ラブソング』の歌詞に込めた意味
上野大樹さんの『ラブソング』は、タイトルこそ王道のラブバラードのように思えますが、
タイトルとは裏腹に、自殺した「あの子」のことを歌詞にしていて、まるで鎮魂歌のように感じられます。
上野大樹さんは、この『ラブソング』について、
「たくさんの人がタイトルの意味を考えて欲しい」
と語っています。
周りには話せない悩みや、生きづらさを感じている人はたくさんいます。
『ラブソング』は、そんな苦しい思いを抱えた人に寄り添いつつも、
絶妙な距離感で逃げ場を作ってくれているように感じられる曲です。
上野大樹さんの『ラブソング』は実話を元にしている?
あの子は電車に飛び込んで
この世をそっと去ってしまった
ひとりきりがきっと寂しくて
無数の星の中に飛び込んだ引用元:ラブソング/ 作詞作曲: 上野大樹
『ラブソング』は、「あの子」がこの世から去ってしまったということが分かる歌詞から始まります。
この『ラブソング』が上野大樹さんの実話を元に作曲されたという噂があります。
ずばり、実話を元にした曲のようです。
といっても、上野大樹さんの恋人や知人が自死をされた訳ではなく、
上野大樹さんが、実際に自分が乗ろうとした電車で人身事故が起こった際に、感じた気持ちが元になっています。
上野大樹さんは、人の命が関わる事故が起こっているのに、無関心にスマホを見ていたり、
電車が遅延することに苛立ちを隠せない人が大勢いたことに悲しい気持ちになったそうです。
同じ時期に上野大樹さんは震災のことを思って『おぼせ』という曲をつくっており、
人の悲しみや生死について深く考え、敏感になっていたからこそ、
色々な人が前を向くきっかけになればという思いで『ラブソング』が生まれました。
まとめ
今回は上野大樹さんの代表曲『ラブソング』について調べてみました。
「死者へのレクイエム」ともいわれる『ラブソング』
「あの子」がこの世を去ってしまう悲しい曲ですが、
『ラブソング』は愛がたくさん込められた優しい歌です。
YouTubeの『ラブソング』の概要欄には、上野大樹さんの「みんな頑張れ。」というメッセージが書かれています。
上野大樹さんの優しくホッとする歌声と耳に残るメロディーが印象に残り、
「君は1人じゃないよ」という温かさを感じさせてくれる名曲ですね。
ドラマの主題歌も決まり、メディアで見かける機会も増えそうなので、
上野大樹さんの今後のますますの活躍に注目して応援したいと思います(*^^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。