知性派モデルとしてテレビや雑誌で幅広く活躍しているトラウデン直美さんが、
4月からフジテレビ系列、朝の情報番組「めざまし8」の新MCに抜擢されました。
トラウデン直美さんは、いろいろな番組でコメンテーターとして出演しており、
的確で知的なコメント力にも定評があるようです。
フジテレビの朝の顔として期待されるトラウデン直美さん。
どんな方なのか気になり、調べてみると「炎上」や「環境チンピラ」というワードが。。
トラウデン直美さんの過去の炎上騒動と「環境チンピラ」言われる理由について調べてみました_φ(・_・
トラウデン直美の炎上騒動
トラウデン直美さんは、1999年4月21日生まれ、2023年で24歳です。
2022年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業しています。
13歳からファッション雑誌「CanCam」の専属モデルやタレントとして活躍しており、
慶應大学在学中には「CanCam」でSDGsについての連載も持つなど、
環境問題についての関心が高く、発信にも力を入れています。
炎上のきっかけとなったのは、2020年12月に開催された
「2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム」でのトラウデン直美さんの発言のようです。
ちなみに「2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム」とは、
環境問題や気候変動問題について、考えていること、行動していることを
様々な世代、立場の方が発表し、意見交換をする政府の会合です。
引用元:yomiDr.
その会合の中で、トラウデン直美さんが発表した
「すぐ始められる!私の一歩」を紹介する際の以下の発言です。
「この商品は環境に配慮していますか」と一言聞くだけで、
お店の人は「あ、そうか、お客様は環境に配慮したものを求めているんだ」
という意識につながると思います。引用元:2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム 議事要旨
この発言は、トラウデン直美さんの発表のごく一部にすぎないのですが、
“「環境に配慮した商品ですか」と尋ねること“が要旨として報じられることで、
「自分で調べろ」
「店員に余計な負担をかけるな」
「自分がモデルで着ている服はどうなんだ」
などなど。
瞬く間にネット上では否定的な声が多数上がり、炎上状態となりました。
トラウデン直美が環境チンピラと呼ばれる理由
この炎上騒ぎにより、トラウデン直美さんは
「環境チンピラ」という不名誉な異名がついてしまう事態となります。
イオンのレジでこんなやつがせき止めてたら、クリアアサヒで殴る自信ある pic.twitter.com/fsQAeWxKqT
— 金沢 容 (@kanazawa_you) December 18, 2020
Twitter上のツイートにより炎上騒ぎとなり、リツートや否定的な意見の中には、
「パートやアルバイトの店員に対して『環境に配慮した商品ですか』と尋ねられても困る」
「一般市民に因縁をつける意識高い系は害悪!」
などの声が上がり、一般市民に対して些細な理由で因縁をつける=チンピラとして
受け取られてしまうことで「環境チンピラ」と呼ばれる理由となってしまったようです。
トラウデン直美さんの環境に配慮して生活する考えを発表したことが、
いわゆる意識高い系の発言としてバッシングの対象となり、チンピラ呼ばわりまでされてしまうとは、、
なんだか残念な炎上騒動ですね(-_-;)
炎上騒動の真相とトラウデン直美が伝えたい真意とは?
炎上騒ぎの当時、もちろん肯定的な意見も多くあり、
また、マスコミの中でもトラウデン直美さんを擁護する動きもあったようです。
トラウデン直美さんは、その後のインタビューで、発言の真意について以下のように語っています。
「環境について話すのがタブーだったり、“意識が高い”人のすること、
と思われないような空気を作っていきたいという思いでした」「もっと環境について会話できるようになればいいのにな、という思いだった」
「Twitterなどで批判的なことが言われていたのかもしれませんが、エールもたくさんいただいたんです。
環境問題に興味はあっても、何をしていいか分からない、発信するほどではない、という人がたくさんいるんだと思う。
何かしなくては、と思っている人がたくさんいるんだと感じられたので、嬉しかったです」「人類みんなに関わる問題だと思うので、みんなで協力して一緒に考えていけたらいいなと思います」
引用元:HUFFPOST
トラウデン直美さんの発表内容や意図を知ると、環境問題を発信することが
「意識高い系」と揶揄され、否定的に受け取られることなく、
自分ごととして、個人間の情報共有や連帯を広げていくことが大切だと感じました。
トラウデン直美さんの「2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム」での
発表全文をみると、炎上騒ぎになるような内容ではないことがわかります。
モデル・タレントとして活動させていただいています、トラウデン直美と申します。
私は環境問題にかねてより関心がありまして、現在はSDGsの特集をしている番組などもやらせていただいています。そういった中で、いろいろな取材をさせていただいているのですけれども、
様々な企業であったり個人の方を取材させていただいている中で、SDGsだったり環境問題、
気候変動に対する意識というのは、かなり高まってきているなと私個人としては感じています。
ただ、そういった中で、やはり個人間の情報共有が少ないのではないかと感じています。例えば、私たちの世代は、先ほど石川さん、近藤さんも発言されておりましたけれども、
とても意識が高まってきていて、10代、20代のSDGsという単語の認識度は
7割を超えているというデータが出てきています。そういった中で、やはり私たち日本で少し足りないなと私が感じるのは、
個人間で環境問題でありSDGsに関して話をすること、こういった場が少ないのではないかと感じています。
というのも「意識高い系」と言われてしまうような空気がまだあるのではないかと感じていて、
その次に「環境問題で私が大切にしているのは」というのがありますけれども、
これはまさに私が末吉さんと対談させていただいた際にいただいたお言葉で、
これは私もずっと心に置いて活動を頑張っております。「一人の100歩より100人の一歩」、100人の一歩をそれぞれが情報共有することで、
それが二歩、三歩になって、一人の100歩、100になるよりも、100人の二三歩で200、300と、
さらに知識と行動が増えていくのではないかと感じています。なので、互いに情報を共有し、人と人とがつながって、私はこんなことをやっている、
あなたはどんなことをやっているという情報共有がさらに促進されることが今後必要になってくるのではないかと思います。そうすることで、今、様々なSDGsに関して取り組みをされている企業の情報であったり、
そういった商品の情報というのを個人間が共有して、そういった需要というのも企業に伝わるなと感じています。そして、私も出演させていただいています東京ガールズコレクションなど、
そういったイベントでもかなり環境に配慮したものを使ったり、
例えば、食器とかケータリングの場面でも紙を使ったり環境に配慮したものが使われています。
そういったものも発信していければいいのではないかなと思っています。
私個人としても、メディアやSNSを通じてこういったことを発信していきたいと感じています。そして、これは一例にすぎないのですけれども、
例えばということで、私の一歩ということを紹介させていただきます。
こちらにいらっしゃる皆さんもマイボトルを持っていらっしゃいますけれども、
マイバッグ、マイボトルはかなり普及してきたのではないかと感じています。その次に私が提言させていただきたいのは、マイカトラリーで、
私はお箸とフォークとスプーンとストローを常に持ち歩いているのですけれども、
こうすることでどこかに行ったときに使い捨てのカトラリーを使う必要もなくなると思います。それ以外にも、お店の人に聞く。「この商品は環境に配慮していますか」と一言聞くだけで、
お店の人は「あ、そうか、お客様は環境に配慮したものを求めているんだ」という意識につながると思います。それ以外にもプラごみアンバサダーのときに提言させていただいた3○○チャレンジ、
3日、3週間、3か月など、そういった期間を決めてマイカトラリーを持ち歩くなど、
そういった習慣づけをしていただきたいと感じています。なので、私はモデルとして、今後、SNSなどのメディアを通じて様々な発信をして、
一人一人の一歩が二歩、三歩になるように力添えできたらいいなと感じています。大まかな話になりましたけれども、以上になります。ありがとうございます。
引用元:2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム 議事要旨
まとめ
今回は、トラウデン直美さんの過去の炎上騒動と
「環境チンピラ」言われる理由について調べてみました。
調べてみると、発言の一部が切り取られ、その真意が伝わることなく、
炎上騒動や不名誉な異名が広がっていることがわかりました。
発言の一部を切り取られ、炎上するなんて世知がないですね。。
でも、トラウデン直美さんが、炎上騒動を受けても前向きに考えているのが素晴らしいです。
環境問題は一人ひとりができることから始める。
私もできることから始められそうです。
最後に「めざまし8」のMC就任会見の際のトラウデン直美さんのコメントをお届けします。
「驚き、緊張とともに、とてもワクワクしています。金曜日の忙しい朝の時間、
皆さんにもうひと踏ん張り頑張ろうと思ってもらえるよう気持ちのいい朝をお届けします!」
引用元:THE SANKEI NEWS
初々しくて素敵ですね(゚∀゚)
トラウデン直美さんの益々の活躍を応援したいと思います。