入交優は何者?渋谷ジオラマを作った都市モデラーの経歴と作品

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  1. 10月30日(金)夜8時のEテレ「おとな時間研究所」に、ジオラマ作家・都市モデラーの入交優(いりまじり ゆう)さんが登場します。

渋谷のスクランブル交差点を、地下の駅までミニチュアで再現した人です。
「この人は何者?」と気になった人のために、入交さん本人の工房の公式サイトや、展示している施設、取材記事で公開されている情報だけで、経歴と作品をまとめました。

入交優は何者?渋谷ジオラマを作った都市モデラー

入交さんは、街の風景を題材にジオラマをつくるジオラマ作家です。「都市モデラーMAJIRI(マジリ)」の名前でも活動しています。

東京・有明のミニチュアミュージアム「スモールワールズTOKYO」に2026年6月にできた「渋谷エリア」を手がけた人です。渋谷駅前を1/80の大きさで再現した、大きな都市ジオラマです。

ジオラマ制作工房「Cityscape Studio(シティスケープスタジオ)」の中心となる作家で、ジオラマをつくる過程をYouTubeで発信しています。

名前の読み方は「いりまじり ゆう」です。YouTube・Instagramでは「Cityscape Studio」、作家名は「MAJIRI」なので、そちらで探すと作品や制作の動画が見つかります。

入交優さんの経歴・プロフィール

渋谷文化プロジェクトのインタビュー(2026年7月)やシブヤ経済新聞の記事で、本人が話している経歴をまとめました。出身は三重県です。

時期 できごと
小学生のころ Nゲージ(鉄道模型)を走らせるための小さな田園風景をつくったのが、ジオラマの始まり
大学時代 和歌山大学で学びながら、独学で模型をつくり続ける。YouTubeで作品を発信して反響を集める
2020年 大学生のときに、渋谷のスクランブル交差点のジオラマに挑戦(シブヤ経済新聞が紹介)。グーグルのストリートビューなどを見ながらつくった
大学卒業後 スモールワールズTOKYOに入社し、約8か月で独立。いまも作家として同館とのつながりを続けている
2026年6月 スモールワールズTOKYOに「渋谷エリア」がオープン。企画から設計・制作・照明の演出まで手がけた

スモールワールズにいたころは、ボタンを押すと動く仕掛けやプログラムの制御なども担当していたそうです。デザインだけでなく、プログラムや制御まで1人で通して関われることを強みに挙げています。

工房の公式サイトの「MEDIA」には、TBS「マツコの知らない世界」(2024年)、テレビ東京「出没!アド街ック天国」(2026年)などのテレビ出演や、NHK土曜ドラマ「地震のあとで」(2025年)のジオラマ制作が並んでいます。

スモールワールズの「渋谷」ジオラマのすごいところ

番組表で紹介されているスクランブル交差点のジオラマは、スモールワールズTOKYOの「渋谷エリア」にあります。スモールワールズの公式と、渋谷文化プロジェクトのインタビューから、数字で分かるところを表にしました。

大きさ 1/80スケール(いちばん高い渋谷スクランブルスクエア東棟だけ、全体のバランスを考えて1/110)
再現した範囲 スクランブル交差点を中心に、センター街・SHIBUYA109・ハチ公前・渋谷駅まわり
上下の広さ 地下5階の東横線・副都心線から、地上47階のスクランブルスクエアまで
人のフィギュア 約5,000体(3Dスキャンしたデータからフルカラーの3Dプリンターでつくったもの)
明かり スクランブルスクエアに約3,000個のLED。約10分ごとに昼と夜が切りかわる
制作期間 約半年(Cityscape StudioとSMALL WORLDSの共同制作)

いちばんの見どころは、ふだんは見られない渋谷駅の地下と地上を、ひとつのジオラマで一度に見渡せることです。入交さんは渋谷文化プロジェクトのインタビューで、地下まで再現したジオラマはほとんどないはず、と話しています。

制作の前には、360度カメラを持って3日間渋谷を歩き、建物や路地、地下の出入口まで撮影。そこから手作業で3Dのデータを起こし、35棟ほどの建物をつくったそうです。

今はなくなった再開発前のJR渋谷駅や、東急の「アオガエル」の電車など、思い出の中の渋谷もまぜてあるのが面白いところ。交差点の真ん中は取り外せるつくりで、季節のイベントに合わせて入れかえていく予定だそうです。

はじめは1万体の人を置く予定でしたが、並べてみると建物の見どころが埋もれてしまい、約5,000体に落ち着いたそうです。

ほかの作品とYouTube「Cityscape Studio」

工房の公式サイトでは、渋谷のほかにも、鉄道や駅のある街並みの作品が紹介されています。

  • 東京駅丸の内北口
  • 新橋ジオラマ(新幹線が走る新橋駅)
  • 阪神三宮駅(2026年の神戸・三宮鉄道フェスティバルでは、阪急三宮駅のジオラマも展示)
  • 亀有駅前交番
  • 代々木踏切、渋谷道玄坂小道

工房は特に1/150スケール(Nゲージと同じくらい)のジオラマを得意としていて、人の暮らしが見えるような汚れや古びた感じまで再現しているのが特徴です。

YouTubeチャンネル「Cityscape Studio」は、チャンネル登録者29.4万人(2026年10月26日時点)。スクランブル交差点のジオラマの制作をまとめた総集編の動画は、466万回再生されています(同じ日の時点)。

入交優さんのジオラマはどこで見られる?

スモールワールズTOKYO「渋谷エリア」(常設)

渋谷のジオラマは、スモールワールズTOKYOの常設のエリアです。学生時代につくった渋谷のジオラマも、館内に展示されているそうです。

場所 東京都江東区有明1-3-33 有明物流センター(ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩3分)
営業時間 9:00〜19:00(最終入場18:00)。日によって変わるので公式のカレンダーで確認
入場料 大人(18歳以上)3,200円/中人(12〜17歳)2,100円/小人(4〜11歳)1,700円/3歳以下は無料

「雨穴の変な世界展。」(2027年1月17日まで)

作家・雨穴(うけつ)さんの小説「変な地図」を立体にしたジオラマで、全体の設計・制作を入交さんが担当しました(工房の公式サイトより)。2026年10月23日(金)〜2027年1月17日(日)に、天王洲アイルの寺田倉庫 G1ビルで開かれている「雨穴の変な世界展。」で展示されています。

これからの展示の予定は、工房の公式サイトの「EXHIBITION」やSNSで発表されています。

「おとな時間研究所」の放送日時

番組 おとな時間研究所「魅惑と驚き!ミニチュアワールド」(NHK Eテレ)
放送 2026年10月30日(金)20:00〜20:45
出演 【講師】ジオラマ作家・都市モデラー 入交優さん、見立て作家・写真家 田中達也さん/【司会】常盤貴子さん、山内泉さん

番組では、入交さんのジオラマの世界と、身の回りの物を別の物に見立てる田中達也さんの世界の、2つのミニチュアの世界が紹介されます。

まとめ

  • 入交優(いりまじり ゆう)さんは、「都市モデラーMAJIRI」の名前でも活動するジオラマ作家
  • スモールワールズTOKYOの「渋谷エリア」(2026年6月オープン)を手がけた
  • 渋谷のジオラマは1/80スケールで、地下5階から地上47階まで、約5,000体の人と約3,000個のLED
  • YouTube「Cityscape Studio」で制作の過程を発信。登録者29.4万人
  • いまは「雨穴の変な世界展。」(2027年1月17日まで)でも作品が見られる
  • Eテレ「おとな時間研究所」は10月30日(金)夜8時から

参考

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